問題を洗いざらい出してみます。
伏見さんの陥ったぐるぐる思考は「休みたい」「休むと仕事がたまってもっと休めなくなる」という相矛盾する葛藤の輪の中に入り込んで、脱出できなくなったものです。
これは最も多いタイプのぐるぐる思考であり、ある点で最も自覚的苦しみの大きいものでもあります。
これを解決するにはどうするか。
それを伏見さんの治療過程に沿って述べてみることにしよう。
このタイプのぐるぐる思考から脱け出るためには、輪のどこかから、外に出ることにつきる。
これは言うまでもない当たり前のことであるが、問題はどうやって外に出るかです。
そのためにはまず、伏見さん自身の心の中にある考えからヒントになる情報を集めてみるのが第一歩だ。